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『おめめどう』さんの、自閉症・発達障害への視覚的支援が広まることを願っています!
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毎週のように台風ですが、どうかもう被害のありませんように…。
明日は少し特別な外出の予定もありますが、気をつけて、と思います。

福井公子さんの本を読み終えました。

福井さんは重度の知的障害をともなう成人された自閉症の息子さんのお母様で、
阿波市手をつなぐ育成会会長でいらっしゃいます。
月に一度、地元の保健センターで「おしゃべり会」を開催し、
親同士の自由な語り合いの場や家族支援ワークショップなどを企画されています。

社会的、個人的(特に母親自身の)な視点から障害に対する在り方、実情、想い等が
率直かつ温かく述べられていて、勇気付けられ、慰めも受けます。
障害の程度に関わらず、その程度ゆえの大変さもあることを実感するからです。

特に心に残った箇所をいくつか挙げさせていただきます。

*私は「障害」という言葉を、あえて「個性」と言い換えないでおこうと思います。個人だけで引き受けるものではなく、社会全体で引き受けるのが障害だという意識をもっていたいから。そして何より、障害がある子の親になっても、なお自分自身の中に根強く残っている偏見や差別を、自戒を込めて意識していたいと思うからです。

*知的障害のある子の親は、子どもが成人した後もどうしていつまでも親役割を強いられるのか。どうして誰もそのことを変だと思わないのか。

*親である「私」が自分の人生を大切に思い「私」の権利に気づいた時、初めて障害のある子を一人の人間として尊重し、あたりまえの権利を保障していくことに強くこだわり続けることができるのではないかということ。そして、それが社会の在り方を問う活動につながるのではないかということ。
…私が、自分の中で上手く整理できなかった二つの想い。「子どもが大切」という想いと、「私が大切」という想い。それは相反するものではなく、同じ方向にあるのではないか。

*…私たち障害がある子の親が求めているものは、称賛でも同情でもなく、未熟な福祉社会に対して一緒に異議を申し立ててくれる人であるということです。

付録として、
・あなたの夢プランシート
・どんな気持ちもあっていいワークシート
・話し合いワーク つらかった体験:テーマ例
・親のホンネ チェックシート
まであります。試していますが、とても興味深いです。

すべての人が(障害のある子の親にかぎらず、どのような立場にある人も)、
ひとりの人間として、自分の想い、希望を活かせる人生、社会でありますように。

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プロフィール
HN:
fuwami
性別:
女性
自己紹介:
関東在住のマイペース主婦です。(関西出身)
小さな(自分にとっては大きな)幸せを大切にしながら…

おめめどう(自閉症・発達障害支援の会社)さんの視覚的支援等が広く伝わっていくことを願っています。

大切なもの*
映画, ドラマ, 音楽, 本, (ずぼらな)ガーデニング, 色彩, 散歩, 自然, Amy Grant , ユーミン, 小野リサ, Mezzoforte, エニアグラム(9つの性格), 聖書…etc.

*ゲシュタルトの祈り('13.1.11の記事)
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